Amnesia

Amnesia 

Amnesia 幼児期健忘

幼児期の記憶がなくなる症状

東京へ上京し4歳になる甥っ子と離れることになった。甥っ子は僕の事を覚えてくれているのか、不安で悲しくなった。確実に生きているのに記憶がないなんて理解できなかった。僕は幼児期を過ごした茨城へ20年ぶりに訪れた

見たことのない景色が続く。田んぼ道をとぼとぼ歩いた。ゆるいカーブを曲がると見たことのない家があった。知らない家なのに自分が住んでいた家だと確信できた。言葉ではない記憶が反応した。なぜ確信できたのかは今でも説明できない。タイムカプセルをあけたような感覚だった。

この作品は甥っ子っへの偏愛。大丈夫。僕たちは覚えてる。

 
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